バーチーブログ

新米プログラマーの修行録

LPIC101に落ちて受かった話

LPIC101試験とは

LPIC101とはLinuxというOSの試験になります。Linuxは主に黒い画面に文字だけでパソコンの操作をするOSです。このLinuxの基本操作とシステム管理ができることをゴールとする試験になります。

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Linuxイメージ画像

 私はLPIC101に2019年6月16日に受験し落ちました。そして2019年8月17日に2回目を受験し合格する事が出来ました。試験勉強期間はゆうに約4ヶ月と20日。他の方の体験談からするとめちゃ苦戦した方になります。

伝えたいこと

久々の試験を受けて改めて思ったのは、

・合格体験談はとにかく読もう!

・情報の意味を考えずに覚えようとしない!

自分のスペック・経歴

・大学はMARCHクラスの法学部卒

・社会人になってから約6年は飲食業に従事

・IT業界に移ったのは2019年2月1日から

つまりIT業界歴半年の新人です。もちろんLinuxの事前知識も経験も無いまっさらな状態から今回の試験勉強を開始しました。

2回目の受験までにやったこと

・『Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応

こちらの本を2~3周読んで収録されている問題を全て間違えなくなるまで解きました。大体これで800点中300点くらいは得点出来るようになります。

 

Ping-t 最強WEB問題集LPIC Lv101 (Ver5.0)

WEB上の問題集です。717問全て金色(間違えずに2回連続で解答できた状態)になるまで解答しました。そして試験直前に模擬試験を受けた時は正当率96%まで到達できました。ちなみに「コマ問LPIC Lv1-101」に関しては時間が無かったのでやらなかったです。ここまでやって800点中550点くらい得点出来るようになります。

 

・「エンジニアの入り口

Linux教科書』を読んで解らないことにあたったら良く読んでました。初心者向けのわかりやすい解説でした。

 

試験結果

合格最低ラインは500点です。1回目に受験した時はたしか300点くらいしか取れず不合格に。(会社からの補助で受験させてもらったのにすみません。。)

そして2回目にあたる今回のスコアは800点中550点でした。反省を活かしてギリギリ合格。今思うと1回目の受験で失敗だったなと思うのが、

 

①問題演習量の少なさ

最初は『Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応』に収録の問題しか解きませんでした。これだと問題演習量が少なすぎます。Ping-tの問題をこなしてやっと合格ラインに立てます。最低限の準備としてweb問題集を解くのは必須です。

 

②テキストを入門編から始めなかった

この試験を受ける!って決めた時に早速『Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応』を注文して勉強しました。しかし全くといっていいほど理解出来なかったです。YouTubeの「LPICレベル1講座101試験編」見たりして、なんとかLinuxの知識を入れていきました。後で調べて解ったのですが私みたいな素人は『一週間でLPICの基礎が学べる本 第3版』から始めた方が結果的に遠回りにならないと思います。

 

逆に合格した要因として、

 

①合格体験談を読みまくった。

1回目の試験に落ちた日に合格体験談をネットで読みまくりました。合格までの勉強量・使用する教材をとにかく参考にしました。そこからweb問題集であるPing-tの重要さを知り、とにかくこちらを解いて行きました。

 

大学受験の時に合格体験談を読むなと言われてきました。色眼鏡が掛かったであろう文章を読んでも参考になるものは無いと。しかし勉強方法で一番参考になったのはネット上の合格体験談でした。そしてこの人の体験談が一番とかは無く、色んな人の方法を見て自分にあう方法を見つけました。

 

②問題を解きまくった。

当たりまえですが笑

間違えた時になんでこんなコマンドなんだろうとかって考えて理解して覚えるタイプの人間なんで、とにかく間違えることで知識を定着させました。意味の無いもの・理解できないものを覚えるのは非常につらいです。早めに知識の理解から入るのがおすすめです。

 

改めてみると、失敗と成功の理由も当たり前のことばっかりですね。次は10月20日基本情報技術者試験を受験します。今回気づいた事を活かして次の試験に挑戦します。